pacific project
Pacific Project is a project that aims to "connect Japan and the Pacific Ocean" through private diplomacy in the Pacific.
We are producing various projects such as the Pacific Island Summit held every three years and the Tokyo 2020 Olympic and Paralympic Partner House Oceania village. We are also producing projects in the Pacific Ocean.
Tokyo 2020 Olympics and Paralympics
Oceania Village Partner House
東京2020オリンピック・パラリンピックにて、太平洋協会及びPacific Roots Projectは、国際オリンピック委員会(International Olympic Committee=略称 : IOC)の太平洋オセアニア部門であるオセアニア国内オリンピック委員会Oceania National Olympic Committees略称:ONOC)とプロジェクト協業契約を締結、東京2020オリンピック・パラリンピックにおけるパートナーハウスとして「Oceania Village」を遂行しました。
パートナーハウスとは、オリンピック・パラリンピック開催中に、その都市において、各国のNOC(各国オリンピック委員会)や企業、その他の団体などが設置する施設等です。Oceania Villageは、国際オリンピック委員会オセアニア部門委員会(ONOC)が管轄する、太平洋島嶼国15ヶ国・2自治領を合わせた17カ国によるオセアニア地域連合パートナーハウスであり、東京2020オリンピック・パラリンピックにおいて、「日本と太平洋の絆を世界に伝える」が目的です。
「 壁画 ART で日本と太平洋をつなぐ 」
壁画ARTのアーティストは、壁画画家Kensuke Takahashiです。壁画は「海は私たちを繋ぐもの」をコンセプトにしました。会場である東京竹芝の第二待合ターミナル「光庭」には、白いイルカのオブジェが並んでおり、それは東京諸島の象徴との事でした。その為、そのイルカとの調和、そして私たちの普遍的な責任「SDGs14番(海の豊かさを守ろう)」を背景に、「雄大なカメ」を3日間に渡って素晴らしい画力で描き上げてくれました。
Kensuke Takahashi
横浜出身在住のペインター / 壁画家 確かな描写力・緻密なテクニック・現実を飛び越える自由な発想力で、あえて画風を決めずに描くスタイルで大型壁画を中心に飲食店舗内壁画、企業や行政へのアートワーク提供やライブペインティングイベント出演等活動の幅を多岐に広げている。 近年では、大型の壁画として川崎市役所本庁舎・JR 横浜駅エキナカ・横浜吉田町・横須賀・町田・八王子・Pow!Wow!Japan 神戸・マカオ等にて制作。そして、神奈川県啓発事業・横浜開港祭 2019/2021 アートワーク提供など幅広く活動中
主催
Oceania village 実行委員会
ONOC【 Oceania National Olympic Committees 】, 一般社団法人 太平洋協会
特別協力
Pacific Roots Project
協力
東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会、
東京都 東京港埠頭・テレポートセンターグループ
後援
PIC( 太平洋諸島センター )、パラオ共和国大使館、ミクロネシア連邦大使館、一般社団法人レインボーネシア、マーシャル諸島共和国大使館、フィジー共和国大使館、パプアニューギニア大使館、トンガ王国大使館、オーストラリア大使館、一般社団法人日本キリバス協会、ナウル観光局、在東京ソロモン諸島名誉領事館、在東京ツバル名誉総領事館
第9回 太平洋・島サミット
PALM9
初めてのオンライン開催となった、第9回太平洋・島サミット(PALM9)
これまでの課題であった「太平洋・島サミットへの認知拡大・興味喚起」に取り組むべく、太平洋協会は日本国内において、特に若い世代を中心にインターネット・SNSを通じた周知活動を実施致しました。
実施企画は1st project、2nd projectの2段階で設計を致しました。
まず1st project、では、広く太平洋島嶼国の認知拡大を図る為、太平洋・島サミットTwitterアカウント「太平洋の島国便り」開設に伴いSNSコンテンツを制作しました。
太平洋・島サミット参加の各国写真を収集選定、各国コラージュ画像をデザイン制作。島サミット開催までの約1ヶ月間、Twitterに島嶼国の文化や様々な特徴など、段階的にコンテンツを掲載しました。他コンテンツとの相乗効果もあり、新設Twitterアカウントは開設から1ヶ月で7,000以上のフォロワー(島サミット開催時)獲得を致しました。
太平洋島嶼国は「美しい自然や多様な文化」が特徴である一方、日本国内において、各国の認知度が低いことは兼ねてからの課題でした。その為、インターネット・SNSを通じて公式アカウントから継続的に参加国の情報配信を行なった事は、新たな取り組みとしては、効果的だったと思います。
しかし、今後は持続的なSNS運用体制の構築が必須です。
また、今回はTwitterを中心に実施しましたが、今後はTwitterだけでなく、より多面的なコミュニケーション施策へと成長させなくてはいけません。その為には、より時代と共に多様性とクリエイティブへの理解を深め、幅広い世代へのコミュニケーションを促すことが重要課題だと思います。
2nd projectでは、現在、世界で活躍するアーティストDragon76によるキービジュアルアート制作を致しました。Dragon76は、「共存(Coexist)」をコンセプトに活動するアーティストです。主に壁画やライブペインティング、個展開催を行い、2016年からは拠点をニューヨークに移し、ART BATTLE in US 2019で全米チャンピオンを獲得。その後もハリウッド作品やNBA、日本国内でもNHK番組や大手企業のビジュアルアートなど制作。また、国連SDGsプロジェクトにも参加し、SDGs,2 : 飢餓をゼロに(ZERO HUNGER)をテーマにした大型壁画を制作など、世界的に大変注目されている日本人アーティストです。
Dragon76による太平洋島嶼国ビジュアル・アート制作は、インターネット・SNS等で配信及び拡散された事により、若い世代に向けてPALM9への興味喚起を促進しました。また制作したアートは複製美術品として額装、新型コロナウイルス感染拡大により、訪日が出来なかった太平洋島嶼国の首脳大統領へ、PALM9特別記念作品として贈呈を致しました。
Dragon76による太平洋島嶼国ビジュアル・アート
第8回 太平洋・島サミット
PALM8
太平洋・島まつり 2018 in フラのまち 湯本
-Pacific Island Party- 福島県いわき市湯本
第8回 太平洋・島サミット併催イベント及び街おこし祭りとして、
「太平洋・島まつり 2018 in フラのまち 湯本 -Pacific Island Party-」を開催。
音楽ライブ・アート・ダンス・飲食を通した太平洋友好交流イベントを実施するにあたり、いわき市の地元の方々と実行委員会「太平洋・島まつり実行委員会」を発足。いわき市役所や商工会議所、観光局、旅館観光協会、湯本温泉商店街連合会、温泉旅館協同組合、フラ女将、湯の街学園祭実行委員会、地元の幼稚園から高校生まで、様々な団体個人の皆さまから参加協力を頂き、開催を実現することが出来ました。
オープニングアクトのまこと幼稚園の演奏に、感動した大人たちが涙を流し、涙に笑いからの開会式。
湯本温泉フラ女将や地元学生チームや常磐ハワイアンセンターのプロによる、それぞれのフラダンス。
「映画フラガール」の聖地・舞台の町として、湯本にフラ文化が根付いている素晴らしさは、東日本大震災にも負けない、復興への強い信念を感じるものでした。
音楽LIVEではCHAN-MIKA BAND、miya takehiro、パイン・カマアイナスが会場を盛り上げ、壁画ARTでは、 Dragon76(from N.Y)が伸びやかな子供を描き、KensukeTakahashiが太平洋の象徴を描きました。
会場には沢山の来場客によって盛大なお祭りとなり、そして島サミットに参加している島嶼国の大統領や首相も来賓、市民交流やステージ上でダンスなど、大いに会場を盛り上げてくれました。また、当時の日本国総理大臣の安倍元総理や昭恵夫人もご参加し、先述の島嶼国の首脳陣と共に交流が実現、子供から大人まで楽しめた「太平洋・島まつり2018 in フラのまち湯本」は、湯本の皆さまや関係各所の皆さまのお陰で。成功することが出来ました。